ポルトガル語の形容詞の種類と使い方!

ポルトガル語の形容詞(adjetivo)は名詞を修飾する品詞で、性別や数によって変化するのが特徴です。形容詞も細かく複数に種類に分類することができますが、ここではまず基本的な使い方から覚えていきましょう。

ポルトガル語の形容詞の種類

形容詞が名詞の後に来る場合

ものの良し悪し(クオリティー)、特徴を表すときは基本的にポルトガル語の形容詞は形容詞は名詞の後に来ます。

céu azul – 青い空

prédio alto -高いビル

casa bonita  美しい家

cidade maravilhosa 素晴らしい都市

mulher charmosa 魅力的な女性

同じ意味でも単語によっては形容詞を名詞の前に持ってくることもできる

bonita casa (とても)美しい家

maravilhosa cidade (とても)素晴らしい都市

charmosa mulher (とても)魅力的な女性

この場合、通常形容詞を強調する効果がありますが、そうじゃないときでも会話のときは普通に形容詞を名詞の前に持ってきたりすることも多々あります。

形容詞が名詞の前に来ることで意味が変わるケース

形容詞が名詞の前に来ると意味に変化がみられることもあります。

grande jogador = 偉大な選手

jogador grande =  大きな選手

novo aluno =  新しい生徒

aluno novo = 若い生徒

velho amigo = 昔からの友達

amigo velho =年寄の友達

pobre criança=可哀想な子供

criança pobre=貧しい子供

男性と女性

名詞の性別によって形容詞の性別が変化します。

professora bonita きれいな先生 professoraが女性名詞のため、形容詞が女性になる。

maçã vermelha 赤いリンゴ  maçãが女性名詞のため、形容詞が女性になる。

Chegou uma estudante nova na nossa sala.  私たちのクラスに若い女生徒が一人来ました。

*estudanteは男性としても女性としても使えるため、女性として使われる場合は、形容詞も女性になります。

男性名詞と女性名詞については、「男性名詞と女性名詞 substantivo masculino e feminino」を参照。

単数と複数

casas bonitas  美しい家  casasが複数のためbonitaも複数になります。

homens lindos ハンサムな男性たち homensが複数のためlindoも複数になります。

形容詞の単数形と複数形にはスペルに様々なルールがあります。詳しくは「形容詞の単数形&複数形 singular e plural dos adjetivos」を参照してください。

Q&A

  1. Masayuki Tsuruoka より:

    Aluno novo と Novo alunoが入れ替わってしまっているかと思います。

    • Porgoman より:

      この場合は、入れ替わってません。novoはこのケースでは名詞の後に来ると、「若い」、前に来ると「新しい」となります。

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