日本人がブラジル人にポルトガル語を教える場合もある

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sekai

読者の方から興味深いメールをいただいたので紹介したいと思います。この方は日本在住のブラジル人で、日本で日本人を始めとする外国人にポルトガル語を教えているそうです。

いわばポルトガル語のプロなわけですが、なぜそんな人がこのサイトの読者なのでしょうか。その点がとても面白く、新しい発見でした。

読者の方からのメールは以下の通りです。

Olá!
Gostaria de parabenizá-lo pelo site impecável e de fácil entendimento.
Sou brasileira, professora e moro no Japão. Encontrei seu site quando pesquisava sobre os verbos saber, poder e conseguir. Tenho alunos de diversas nacionalidades e percebo a dificuldade deles quanto ao uso desses verbos em português. Seu post me ajudou muito. Muito obrigada.

Sucesso pra você!
Um abraço,
Anna

こんにちは
非の打ちどころのない、分かり易いサイトを作ったことを祝福したいです。

私は日本に住むブラジル人で教師をしています。動詞「saber」、「poder」、「conseguir」について検索しているときにあなたのサイトを見つけました。私には色々な国籍の生徒がいて、彼らはポルトガル語の動詞を使う際に困難を感じているようです。あなたの記事のおかげで助かりました。ありがとうございました。

あなたの成功を祈って!

ではまた

アナ

ポル語る.comは日本人向けに作ったサイトで、記事を書くときはいつも日本人を意識して書いています。しかし最近、ブラジル人からの思わぬ反響が届いて、とても驚いています。

同時にやはりポルトガル語についての日本語での情報があまりにも不足している現状に気が付きます。今回メッセージをいただいたアナさんは、おそらく自分では動詞「saber」、「poder」、「conseguir」については分かっているでしょうが、それを日本人に説明するにはどうすればいいのか分からなかったんでしょう。

これは日本語を外国人に教えてみても全く同じことが起きます。外国人は自分たちがおよそ持っていない突拍子もない発想で質問をしてくるため、答えに困ってしまうのです。国語や言語が得意な人でも、外国人に日本語を教えるとなると自分の無知さに気がつくことでしょう。

しかしそんなときにはっきり認識できるのは、ネイティブだからといっても実はみんな自分たちの言葉をちゃんと理解していない、ということです。

逆にいうと、ネイティブがその程度なんだから、外国人はそれほど気にしなくてもいい、という捉え方もできるんじゃないでしょうか。以前から何度も言っていますが、言語を完璧に覚えようとするのは無理があります。

動詞「saber」、「poder」、「conseguir」だって本当なら感覚で覚えるのが理想で、実際理解して使い分けている人は、いちいち、「saber」は技術、能力、知識、情報を持っているかどうかを表すときに使うなどとは考えないはずです。

そう考えると、ネイティブに近づこうと勉強しているにも関わらず、実は理論や文法を突き詰めていくと、自然とネイティブの感覚からは離れていってしまっているというパラドックスに陥ります。

なにが言いたいかというと文法やセオリーも大事だけど、フィーリングはもっと大事ですよ、ということです。なんかしっくりこない表現があったら、しっくりいくまで使いまくるのが一番でしょう。

これからはセオリー対フィーリングのバランスを考えて勉強していきましょう。アナさん、メッセージありがとうございました。なにかポルトガル語の間違いがあればメールのほうでご指摘いただけるとありがたいです。

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