NHKラジオ ポルトガル語講座(入門)は買う価値があるのか?

先日、以前から気になっていた、かの有名な「NHKラジオ ポルトガル語入門」を購入してみました。NHKラジオの参考書が実際どんなものなのか知りたい人もいると思うので、この機会にレビューさせていただきます。

NHKラジオ ポルトガル語講座とは?

まず「NHKラジオ ポルトガル語講座」ってなんなのかといいますと、その名の通りNHKがラジオでやっているポルトガル語の語学番組です。NHKは語学にかなり力を入れているようで、ほかにも英語はもちろん、スペイン語、中国語、ハングル語などたくさんの言語を取り扱っています。そのうちの一つがポルトガル語で以下の出演者たちが番組を担当しているそうです。詳しくは番組のホームページを参照。

nhk3

じゃあ「NHKラジオ ポルトガル語入門」ってなによ?

そのラジオ番組のテキスト教材として販売しているのが、この「NHKラジオ ポルトガル語入門」なのです。ポルトガル語のテキスト教材は年に2回発売しているらしく、 4~9月は 『「ポルトガル語入門」リオデジャネイロ 夢の日々』、10~3月は『 「ポルトガル語ステップアップ」楽しいブラジルの旅Ⅱ』といったように2本立てになっています。

そして今回購入してみたのは 『「ポルトガル語入門」リオデジャネイロ 夢の日々』のほうです。ブラジルに住んでいるのでアマゾンからkindle版を買ってみました。kindleだと海外からでもすぐに読めるので便利ですね。さて、気になる内容ですが全128ページ。その中で発音、文法、簡単なフレーズ、会話などを取り上げていて、終盤には簡単な動詞の活用表なども用意されています。

NHKラジオ ポルトガル語講座(入門)は買う価値があるのか?

価値は十分にあると思います。しかしデメリットもそれなりにありそうです。なにより最大のデメリット、それはCDが別売りだということです。

そうなんです。テキストにCDがセットになっているのかと思いきやCDは別売りなんです。それも本が500円前後に対し、CDは約2000円もします。セットにしたら2500円ほどと若干高くつきますね。さらにテキストにはフレーズや単語の意味は書いてあっても、読み方は書かれていません。読み方をすでに知っている人ならまだしも初心者にはやはりCDが必要不可欠になってきます。こんな感じです。

nhk2

デメリットその2は、「会話」のレベルがちょっと初心者向きではない、ということでしょうか。全体的に全くの初心者にはちょっと難しそうな印象を受けました。会話のページはこんな感じになっています。

nhk

そしてなぜか会話の日本語訳は最後の方のページに掲載されているという読み難さです。紙の本ならまだしも、kindle版だとこれでは照らし合わせるのが大変です。kindle版は発送しなくていいというメリットはありますが、語学の教材だとメモしたり、見直したりするため、やはり紙の本のほうがおすすめですね。

ここまでデメリットを色々挙げましたが、教材のクオリティーで言えば十分に価値があると言っていいんじゃないでしょうか。どうせNHKのことだから固苦しいフレーズや会話ばかりだろうと思っていたら、案外ナチュラルな表現をピップアップしていたのには驚きました。NHKとはいえ最近ではちゃんと使える語学を教える方向性になってきているんですね。

もしCDが高くて嫌だなと思った人はテキストだけでも勉強する裏技があります。それは本に登場する発音の分からない単語やフレーズを自動音読にかけてみる、という方法です。「ポルトガル語の無料オンラインサービス」でも紹介しましたが、「Text to Speech」などを使えばネイティブの発音を聞くことができます。ただ、かなり面倒だというのと、フレーズによってはあまりイントネーションがナチュラルにならないという問題がありますが。

いずれにしろ、これからポルトガル語を勉強したい。なにか教材を探しているという人は試してみても損はないと思います。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で