ブラジル人の名前ランキング&名前の意味を一挙公開

Elevated Studio Shot of a Large Mixed Age, Multiethnic Crowd of Men and Women

ブラジル人の名前は人種、宗教、バッググランドなどに基づいているものが多く、バラエティに富みます。人によっては英語名をポルトガル語読みにしたり、日系人やそのハーフだと日本語名にアレンジを加えたような名前もあります。

一方でブラジル人の名前にも流行があり、多くの人に付けられている種類の名前が存在します。珍しい名前を一つ一つ覚えることは到底無理ですが、一般的な名前をある程度記憶しておくと人と知り合ったときに自己紹介をされても、すぐに覚えられるようになるので、この機会にブラジル人に多い名前をぜひチェックしておきましょう。

ブラジル人の最新名前ランキング

以下は赤ん坊に関するポータルサイト「BabyCenter Brasil」の2014年度のデータを基にした男女別ランキングです。

男の子 女の子
1 Miguel/ミゲウ 1 Sophia/ソフィーア
2 Davi/ダヴィ 2 Alice/アリースィ
3 Arthur/アルトゥール 3 Júlia/ジュリア
4 Pedro/ペドロ 4 Isabella/イザベラ
5 Gabriel/ガブリエウ 5 Manuela/マヌエラ
6 Bernardo/ベルナルド 6 Laura/ラウラ
7 Lucas/ルーカス 7 Luiza/ルイーザ
8 Matheus/マテウス 8 Valentina/ヴァレンチーナ
9 Rafael/ハファエウ 9 Giovanna/ジオヴァーナ
10 Heitor/エイトール 10 Maria Eduarda/マリア・エドゥアルダ
11 Enzo/エンゾ 11 Helena/エレーナ
12 Guilherme/ギリェルミ 12 Beatriz/ベアトゥリス
13 Nicolas/ニコラス 13 Maria Luiza/マリア・ルイーザ
14 Lorenzo/ロレンゾ 14 Lara/ラーラ
15 Gustavo/グスターヴォ 15 Mariana/マリアーナ
16 Felipe/フェリーピ 16 Nicole/ニコーリ
17 Samuel/サムエウ 17 Rafaela/ハファエラ
18 João Pedro/ジョアォ・ペドロ 18 Heloísa/エロイーザ
19 Daniel/ダニエウ 19 Isadora/イザドーラ
20 Vitor/ヴィットル 20 Lívia/リヴィア

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ブラジル人の名前の意味

日本語の名前には漢字自体にそれぞれ意味がありますが、ポルトガル語は文字そのものには漢字のような意味を含まないので、ブラジル人の名前の意味を知るには語源をたどることになります。ここでは上位トップ10を紹介いたします。なお、語源はあくまでも一説なので、ここで紹介するのが全てではありません。

ブラジル人男性の名前の意味

1 Miguel/ミゲウ

ヘブライ語のMikhaelが語源。ヘブライ語の「mikhayáh」と「El」を合わせた言葉で「神と同じような人間なんとは誰のことだ?」といった聖書に出てくる質問文に当たるそうです。ちなみに「Miguel ミゲウ」の女性形は「Micaela ミカエラ」。

2 Davi/ダヴィ

ヘブライ語の名前「Dawid」や「Dawídh」が由来。「親愛なる」といった意味がある。

3 Arthur/アルトゥール

古代ヨーロッパの中部と西部に住んでいたケルト人の言語が由来とされている。「石」や「大きな熊」といった意味がある。「Artur」と「h」抜きでつづることも多々ある。

4 Pedro/ペドロ

ギリシャ語の名前「Pétros」が由来。「石」、「岩」などの意味を持つ。ブラジルだけでなく、世界中の様々な国で使われる名前でもある。

5 Gabriel/ガブリエウ
ヘブライ語が語源。 「gébher」と「el」を合わせた言葉で「gébher」は「男」や「強い男」、「el」は「神」、「神の男」といった意味がある。

6 Bernardo/ベルナルド

ゲルマン語が語源。ゲルマン語で「ber」と「hart」を合わせたもので、「ber」は「熊」を、「hart」は「強い」を意味する。

7 Lucas/ルーカス

ギリシャ語の「Loukás」が語源。「(古代都市)ルカニアの」、「ルカニアから来た」を意味する。また、「Loukás」はギリシャ語では「Loukanós」のニックネームとして使われ、「Loukanós」には「光」といった意味も含まれている。

8 Matheus/マテウス

ヘブライ語の「Mattiyyah」が由来。意味は「神の授かりもの」。ブラジルでは「Mateus」と「h」を省いて書くことも多い。

9 Rafael/ハファエウ

ヘブライ語の「Rephael」が語源。「Repha」と「el」を合わせた言葉で、「Repha」は「治った」を意味し、「el」は神を意味する。二つ足すことによって「神によって治された(救われた)」という意味になる。

10 Heitor/エイトール

ギリシャ語の「Héktor」から来たもの。「所有する」、「持っている」といった意味がある。ブラジルでは「Eitor」と「h」を省いて書くこともある。

ブラジル人女性の名前の意味

1 Sophia/ソフィーア

「知識」を意味するギリシャ語が語源。他にも「神の英知」、「神聖な」といった意味もある。ブラジルでは「Sofia」と「p」を省いて書くことも多い。

2 Alice/アリースィ

ゲルマン語の名前「Adelheid」が語源。「adal」と「 haidu」を合わせた言葉で、「adal」は「高貴な」、「気品のある」を意味し、「 haidu」は「上質」を意味する。

3 Júlia/ジュリア

「Júlio」の女性形で、もともとはラテン語の名前「Julius」が語源。「かわいい」、「柔らかい」、「若い」といった意味がある。

4 Isabella/イザベラ

ヘブライ語の名前「Izebel」が来たもので、「純粋な」、「血統の」などを意味する。ブラジルでは「Isabela」と「l」を二重にしないでつづることが多い。また、「Isa」や「Bella」といったように短くして呼ぶことも一般的。

5 Manuela/マヌエラ

ヘブライ語の「 Immanuel」から来たもので、「immánu」は「私たちと」、「el」は「神」を意味することから「神は私たちと共にいる」といった意味になる。男性形は「Manuel」、「Manoel」などがある。

6 Laura/ラウラ

「Lauro」の女性形に当たり、ラテン語の「laurus」が由来。「勝者」、「勝利」といった意味がある。

7 Luiza/ルイーザ

「Luiz」の女性形で、ゲルマン語の「Ludwig」、「Chlodovech」、「Ludwig」などが語源。「戦士」、「有名な戦士」などの意味がある。

8 Valentina/ヴァレンチーナ

「Valentim」、あるいは「Valentino」の女性形。語源はラテン語の「Valentinus」で「勇敢」、「強い」、「活発」、「元気」といった意味がある。

9 Giovanna/ジオヴァーナ

イタリア語の「Joana」から派生した名前。語源はヘブライ語の「 Yehokhanan」や「Iohanan」で「神の慈悲」、「神は慈悲深い」といった意味がある。

10 Maria Eduarda/マリア・エドゥアルダ

「Maria」と「Eduarda」を足した名前。「Maria」はヘブライ語の「Myriam」が、「Eduarda」はゲルマン語の「Hadaward」がそれぞれ語源。

「Maria」の語源であるヘブライ語の「Myriam」は、「先覚者」、「最上・最高の女性」を指す。一方で「Eduarda」の語源である「Hadaward」は、「豊かさ」、「財産」を意味する「ead」と、「保護」、「保護者」を意味する「ward」を合わせた言葉。

ブラジルでは「Maria Eduarda」は長い名前のため「Duda」とニックネームで呼ぶことが多い。