ポルトガル語で「1月の川」を意味する都市は? ブラジル主要都市の名前の意味 

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ブラジルの都市の名前を言うときにその意味を考えずに言うことがほとんどだと思います。東京のことを「東の都」といちいち考えないことと同じです。しかしそこにはちゃんとなにかしらの意味が隠されており、ポルトガル語学習者ならふと疑問に思ったりするのじゃないでしょうか。そこでブラジルの主要都市の名前の意味と由来をまとめてみました。



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ブラジル主要都市の名前の由来

リオデジャネイロ

まずこの記事のタイトルにある「1月の川」。これは「Rio de Janeiro」のことです。「リオデジャネイロ」とカタカナで書くと、まるでひとつの単語のように見えますが、実際は「rio(川)」「de(の)」「janeiro(一月)」と三つの単語で構成されているのが分かります。この辺はポルトガル語を勉強していない日本人には理解しにくいかもしれません。「de」は英語の「of」に当たる前置詞で、この場合日本語に訳すと、「一月の川」という意味になります。

Guanabara-bay

リオデジャネイロがポルトガル人探検家ガスパル・ジ・レーモスに発見されたのは1502年1月1日のこと。そのことからリオデジャネイロにあるグアナバーラ湾に到着した探検家のグループはこの場所を「1月の川」と名付けたのです。彼らが湾を川だと勘違いして名付けたと言われていますが、当時はそもそも「湾」、「川」などの地理的な細かい区別がなかったそうです。

サンパウロ

ポルトガル語学習者でも以外と知らないのが「São Paulo」など「São」が付く都市の名前の意味です。「São」は「聖人」を意味することから、「São Paulo」は「聖パウロ」という意味になります。これはスペイン語でも同じで、たとえばアメリカの「サンフランシスコ」は「San Francisco 」と、「サンディエゴ」は「San Diego」とスペイン語で書き、それぞれ聖人の名前を表しています。この地に設立されたイエズス会の僧院の名前が「São Paulo de Piratininga」だったことが名前の由来です。

クリチーバ

インディオの言語グアラニ語で「curi’i ty(b) ba」は「たくさんの松の種」を意味します。発見当時この地方にはたくさんの松の木が生えていたそうです。ブラジルにはインディオの文化の影響も根強いためこうして都市の名前の由来になることもあります。

ベロオリゾンテ

「Belo Horizonte」は「美しい地平線」という意味です。これもやはりその気候と地形が名前の由来となっています。ベロオリゾンテと呼ばれる以前はこの都市は「Cidade de Minas(ミナスの町)」と呼ばれていたそうです。ベロオリゾンチはミナス州の州都ですが、ちなみにミナスには「鉱業」という意味があります。

サルバドール

「Salvador」はポルトガル語で「救世主」すなわち「神」を意味します。もともとは”Mui Leal Cidade de São Salvador da Bahia de Todos os Santos”という長い名前だったそうです。