日本語の「かわいい」をポルトガル語で表現しようとすると様々な言い方があります。それは「かっこいい」もまた同じです。
小さくてかわいいもの、かわいい動物、かわいい服、かわいい女性など状況によって違う単語を使い分けなくてはなりません。
単語の選択枝が増えることで、スキルアップにもなりますし、なにより相手に話したときの伝わり方も変わってきます。ではさっそく見ていきましょう。
ポルトガル語の「かわいい」&「かっこいい」
1、bonito/a
「かわいい」、「かっこいい」を表現するときに一番妥当な単語が「bonito/a」でしょう。妥当というのは、だいたいどの状況で使っても、それほど間違いにはならないということです。では例を見ていきましょう。
mulher bonita かわいい女性
homem bonito かっこいい男性
roupa bonita かわいい服、かっこいい服
2、「bonitinho/a」
ただし「bonito/a」は可愛らしさ、キュートさを強調するには間違いではないけれど、どこか物足りなさがあります。そんなときに使えるのが「ポルトガル語の縮小辞と拡大辞」でも紹介した縮小辞です。「bonito/a」を「bonitinho/a」とすることで、可愛らしさが強調できます。
criança bonitinha かわいい子供
cachorro bonitinho かわいい犬
3、その他の「かわいい」
menina meiga かわいい少女
panda fofa かわいいパンダ
「meigo/a」、「fofo/a」も赤ん坊、子供、小動物などの可愛らしさ、愛らしさを表すときによく使う単語です。この写真の子供のような今にもほっぺたを触りたくなるような子供によく使います。
4、かっこいい
O gol do Neymar foi muito lindo. ネイマールのゴールはすごくかっこよかった。
「lindo」は美しさが含まれている「かっこいい」という印象があります。男性に「lindo」というときは、「男らしいかっこよさ」よりもどちらかというとハンサムな「美しさ」を表現しているような印象です。
5、その他の「かっこいい」
「gato/a」
Ele é muito gato. 彼はすごくいい男です。
よく使う、スラングです。女性にも使えます。
「boa pinta」
Roberto namora só com mulher bonita porque ele é boa pinta.
ホベルトはハンサムなのでかわいい女性としか付き合わない。
外見、特に顔の「かっこよさ」を指す言葉です。