ポルトガル語で「ずるい」「ずる賢い」などの言い方5つ

ラテン系のブラジル人にとってルールはあってないようなもの。そんな人たちの間で「ずるい」、「ずる賢い」といった言葉はよく使われるし、使いたくもなるはずです。そこでポルトガル語の「ずるい」、「ずる賢い」の表現をまとめてみました。

1、malandro/a

例 Roberto é malandro. Toma cuidado com ele.  ホベルトはずるいから気をつけて。

例 O garoto malandro escondeu as bonecas da sua irmã.  その悪い少年が妹の人形を隠したんだ。

malandroには「悪意のある人」、「ずるい人」、「ずる賢い人」、「悪党」、「ごろつき」などのニュアンスがあります。

2、malicioso/a

Faltou malícia ao Brasil para superar a Alemanha. ブラジルにはドイツに勝つために抜け目なさが足りなかった。

José é muito malicioso nos negócios. ジョゼはとてもずるいビジネスをする。

maliciosoは「悪意のある人」、「邪心のある人」、「狡猾な人」を指します。また、そうした人が素質として持っているものを「malícia」と呼びます。サッカーでも使われる言葉です。

3、trapaceiro/a

Todo mundo pode ser honesto e trapaceiro ao mesmo tempo. どんな人でも誠実であると同時にずるくなることもある。

Gilberto é um grande trapaceiro. ジルベルトはすごいペテン師だ。

trapaceiroは「ずるいことをする人」、「不正を働く人」、「騙す人」などを意味します。

 4、esperto/a

Você é esperto hein? 君はずる賢い奴だね。

Para você sobreviver na cadeia, tem que ser muito esperto.  刑務所の中で生き延びるにはずる賢くないといけない。

espertoは本来「賢い」、「頭がいい」という意味で使いますが、場合によっては「抜け目がない」、「ずる賢い」といった意味合いで使われることもあります。

5、não é justo

Ele tem tudo. Eu não tenho nada. Isso não é justo. 彼は全てを持っていて、私には何もない。そんなのずるいよ。

Não é justo sempre eu pagar as contas. いつも私が支払いをするのはずるいです。

公平じゃない、フェアじゃない、という意味の「ずるい」は「não é justo」、または「é injusto」といった言い方ができます。

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