ポルトガル語での住所の書き方と関連用語解説

ポルトガル語で手紙や郵便物の住所をどうやって書いていいか分からない人も多いはず。そこでこの記事ではブラジルにおける住所の書き方とその関連用語を紹介します。

ポルトガル語の手紙、郵便物、書類における住所の書き方

住所の書き方の順番

ブラジルにおける住所の書き方の順番は次の通りです。

  1. 名前
  2. 番地
  3. 地区
  4. 都市
  5. 郵便番号
  6. 国(必要な場合)

例:

Alberto Barros(名前)

Av. Paulista(道), 1578(番地) – Bela Vista(地区), São Paulo(都市) – SP(州),
CEP 01310-200(郵便番号), Brasil(国).

ちなみにCEPとは「CÓDIGO DE ENDEREÇAMENTO POSTAL」の略で、郵便番号に当たります。

州は大文字二文字で書く/州の記号一覧

住所における州は必ず二文字で書くようにします。サンパウロ州をEstado de São Pauloなどとフルで書くことはまずありません。もちろん書いても通じますが、面倒なので記号で書くのが一般的です。

州の記号は次の通りです。

州名記号日本語
AcreACアクレ州
AlagoasALアラゴアス州
AmapáAPアマパ州
AmazonasAMアマゾナス州
BahiaBAバイーア州
CearáCEセアラ州
Espírito SantoESエスピリト・サント州
GoiásGOゴイアス州
MaranhãoMAマラニョン州
Mato GrossoMTマト・グロッソ州
Mato Grosso do SulMSマト・グロッソ・ド・スル州
Minas GeraisMGミナス・ジェライス州
ParáPAパラ州
ParaíbaPBパライバ州
ParanáPRパラナ州
PernambucoPEペルナンブコ州
PiauíPIピアウイ州
Rio de JaneiroRJリオデジャネイロ州
Rio Grande do NorteRNリオ・グランデ・ド・ノルテ州
Rio Grande do SulRSリオ・グランデ・ド・スル州
RondôniaROロンドニア州
RoraimaRRロライマ州
Santa CatarinaSCサンタ・カタリーナ州
São PauloSPサンパウロ州
SergipeSEセルジッペ州
TocantinsTOトカンチンス州
Distrito FederalDF連邦直轄区

送り先/送り主

ブラジル国内で手紙や郵便物を送る場合は必ず名前の上に送り先/宛先(destinatário)、または送り主(remetente)という単語を書いておきましょう。これがないと送った物が間違って自分自身に届くといったミスが起こりかねないからです。

例えばAlberto Barros宛に手紙を出す場合はこうなります。

Destinatário

Alberto Barros

Av. Paulista, 1578 – Bela Vista, São Paulo – SP, CEP 01310-200

逆に送り主の名前、住所を書くときは以下の通りになります。

Remetente

Maria Araujo

Rua General Osorio 62, Niterói, Rio de Janeiro, RJ, CEP24210-190

ポルトガル語の手紙、郵便物、書類における住所の関連用語

では続いて関連用語を暗記しましょう。

ポルトガル語日本語
CEP郵便番号
cidade 都市
complemento
アドレスの補足(主に一軒家、アパート、その部屋番号などを記入)
conteúdoコンテンツ/中身
CNPJ 法人納税番号
CPF 個人納税番号
endereço住所/アドレス
declaração申告/申告書
destinatário
宛先/送り先
nome名前
número番地/番号
ponto de referência(その住所を探すために参考となる)目印
remetente 送り主
UF州(地方行政区分)

Q&A

タイトルとURLをコピーしました