ポルトガル語のリスニング力アップのためにやるべきこと7つ

ブラジル人と話そうとしても相手がなにを言ってるか全然分からない。会話の中でいつも何度も聞き返してしまう。ついつい分かったフリをして流してしまう。あなたはそんな悩みをお持ちですか?

ポルトガル語のリスニングがなかなか上手くならないのはなにもあなたの耳が悪いわけではありません。多くの場合、やるべき準備をしていないだけです。

そこでポルトガル語のリスニング向上のためにやるべきことをまとめてみました。

1、ポルトガル語から日本語に訳すのを今すぐ止める

会話で出てきた単語を全て脳内で一度翻訳機にかけてから正しい順番に並び替える、なんてことをあなたはしていませんか? リスニングが苦手な人の多くは、いちいちポルトガル語を日本語に訳してから頭で処理しようとします。

一言、二言の言葉を交わすだけならそれでも問題はないでしょう。しかし長いフレーズを言われたときにそんなことをしていたらまず会話のスピードについていけません。最初の一つか二つのワードはなんとか聞き取れても、その後のワードは全て雑音と化します。翻訳という余計なプロセスを踏んでいるせいで処理速度が遅くなり、脳が情報量についていけなくなるからです。

これに関してはあくまでも意識の問題で、ポルトガル語は日本語ではなくポルトガル語で覚える、ということを徹底し、習慣化させれば改善できます。

逆にここでつまづくと、それこそかなり遠回りすることになるので、ぜひとも今すぐ翻訳する悪い癖を捨てましょう。

2、ボキャブラリーを増やす

リスニングが苦手な人に絶対的に足りていないものの一つ、それはボキャブラリーです。一つのフレーズに4つも5つも知らない単語が出てきたら聞き取れないのは当然です。

例えば数字が分からなければお金や値段の話のときに毎回聞き返すことになるでしょうし、なんとなく知っているだけだと、60(sessenta)と70 (setenta)を聞き間違えるかもしれません。要するに覚えたボキャブラリーをちゃんと使いこなせるようになるかどうかが鍵なのです。

まずは日常生活で使われる基本的な単語を頭に叩き込むのがいいですね。

単語
ポルトガル語の単語を勉強したい人のためにここでは単語にまつわる記事群をまとめてあります。ボキャブラリーはいくらあっても...

続いて自分の興味、専門分野の単語を掘り下げていきましょう。例えばサッカーならサッカーで使われる言葉をおさらいしておくと、会話でも役に立ちます。

サッカー
「サッカー」の記事一覧です。

単語がなかなか暗記できない人は自分自身で単語帳やフラッシュカードを作るのがおすすめです。単語を暗記する過程はとても地味な作業といえますが、とても大事なので決して怠らないように頑張りましょう。

3、様々なタイプの人の会話を聞く

ブラジルは多様性に溢れる国なので地域、社会階層、教育レベルといった様々な背景によってそれぞれの言語カルチャーが存在します。そのためある特定のグループだけのポルトガル語に慣れているとそれ以外の人が話す言葉が全然理解できなかったりします。

例えばサンパウロの人と話すのは比較的簡単だけど、バイーアの人が言っていることは分からない。教養のある年配の人と意思の疎通を取ることはできても、スラングばかり使う貧困層の若者は理解できない、など地域レベルでも、個人レベルでも人によって聞き取りやすい人と聞き取りにくい人に分かれるんじゃないでしょうか。

これはリスニング力だけに限らず、経験値によるものが大きく、日々様々なタイプの人々の会話を聞くことで解消されていきます。

普段、若者同士で会話ばかりしている人はニュース番組を見るようにするとか、普段大学教授が話すポルトガル語しか聞いていない人は、ブラジルの現実を描いたリアルな映画やドラマを見てみるなど、一歩自分の生活圏の外、興味の外に出てみるのもいいかもしれません。

4、動画、音楽、映画で勉強する

youtube動画、音楽、ラジオ、映画、ドラマなどを使ってリスニングの練習をするのも大変効果的です。好きな趣味、文化を通じてスキルアップを図るのは一番苦にならない方法でしょう。

もしブラジルの音楽も映画も全く知らない人は手始めにこの辺の記事を読んでみてください。

音楽
「音楽」の記事一覧です。
映画
「映画」の記事一覧です。

なお、ポル語るドットコムの公式ツイッターではブラジルのTV局がツイートしているドラマのワンシーンなどを紹介していますので、それでリスニングの練習もできます。まだ、フォローしていない人はぜひフォローしておいてください。

ブラジルのお笑いYoutube番組

Youtubeのコント番組などを見て学ぶのもありです。笑えるかどうかは別としてコントは実際のシチュエーションを基にした笑いを提供してくれるので、日常会話の勉強にもってこいです。お笑いチャンネルはこの辺をチェックしておくといいでしょう。

>>Porta dos Fundos

>>Canal Desconfinados

>>Parafernalha

ブラジルのアニメYoutube番組

単語力がなくて難しい言葉は分からない、という人には子供向けのチャンネルがおすすめです。特にアニメはゆっくり話してくれるので初心者はアニメから学習を始めるのもいいでしょう。

人気アニメチャンネルはこちら

>>Turma da Mônica

>>Galinha Pintadinha

>>Totoykids

5、ディクテーションをする

多くの人はただラジオを聞く、音楽を聴く、映画を見るで終わってしまいますが、それだけでは十分とはいえません。リスニング力を確実に伸ばすには聞いたことを書き起こしましょう。

文字にして書き起こすことでライティングの向上にもつながるだけでなく、実際本当に理解できたのか確認することもできます。文章に書いてみたら実は間違って認識していたなんてこともよくあることなので、これをやるかやらないで大きな差が出ます。

ポルトガル語の読み書きは実は大変難しく、特にアクセントはかなりやっかいです。

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しかしアクセントを理解し、ライティングがちゃんとできるようになると、単語を聞いただけでスペルが浮かんでくるようになります。そうなる頃にはリスニング力がかなり上達しているはずです。

6、接頭辞や接尾辞を知っておく

分からない単語が出てきても、最低限なんとなくニュアンスを掴めるようになるためには接頭辞や接尾辞を理解しておくといいでしょう。

もちろん全ての単語に当てはまるわけではありませんが、例えばre-で始める動詞は「再び~する」、「繰り返し~する」という意味があることを知っておくと、revisarは「確認する」、reescreverは「再び書く」、reviverは「蘇る/復活する」などといった意味が予想できるようになってきます。

-adaで終わる単語は、「集合体を表すことがある」と知っておけば、mulheradaは、「たくさんの女性」、cachorradaは、「たくさんの犬」だということが分かるかと思います。

このようにプラスアルファの知識をつけることで、分からない言葉にも対応できるようになってきます。

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7、シチュエーションに合わせた単語、フレーズをあらかじめ勉強しておく

リスニングに最も効果的な勉強方法はシチュエーションに合わせた単語やフレーズをその状況に立たされる前にあらかじめ頭に入れておくことです。人は多くの場合、咄嗟に知らないことを言われるから対応できなくなるわけで、そのリスクを最初から排除しておけばほぼ問題なく、会話を成立させることができるのです。

例えばこれからブラジルで病院に行くとします。そのとき自分の症状によってどの科に行くのか分かりますよね。耳鼻科に行くなら、当然「耳鼻科」はポルトガル語でなんていうのか調べていくと思います。

ブラジルの病院のポルトガル語の診療科名一覧
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もっというと、どんな症状なのかを説明するための単語、フレーズを準備し、逆に医者からどんなことを聞かれるか想像して、全部答えを用意しておけばいいのです。

リスニングができない人、会話に詰まる人はそれをしないから困るわけで、大半のことは準備次第でカバーできるのです。

まとめ

以上がポルトガル語のリスニング力向上のためにできることです。今自分にできることをすぐ実践してみてください。

実はここで紹介していることは、全て同サイトのオンライン講座「ポル語る講座」でカリキュラムに組まれていることばかりです。

  • ポルトガル語をポルトガル語で直接学ぶメソッド
  • たくさんのボキャブラリーをフラッシュカードなどの自動ツールを使って暗記できる
  • 子供から老人まで様々なタイプのネイティブの音声が聞ける
  • 実際の会話の映像を見て、聞いて勉強できる
  • 復習機能としてディクテーションの問題が多数ある
  • あらゆるシチュエーションで使われる単語、フレーズが学べる

これらを一つ一つ自分で実践していくのはなかなか難しいでしょう。そういう学習者の手間や労力を省くために講座の中に全て組み込んであるのです。もしリスニング力を無理なく最速で伸ばしたい人はぜひ「ポル語る講座」の受講もご検討ください。

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