ポルトガル語の形容詞(adjetivo)は名詞を修飾する品詞で、性別や数によって変化するのが特徴です。形容詞も細かく複数に種類に分類することができますが、ここではまず基本的な使い方から覚えていきましょう。
ポルトガル語の形容詞の種類
形容詞が名詞の後に来る場合
ポルトガル語の形容詞は基本的に名詞の後に来ます。
céu azul – 青い空
prédio alto -高いビル
形容詞が名詞の前に来る場合
形容詞が名詞の前に来ると意味に変化がみられます。
jogador grande 大きな選手 ―grandeが名詞の後に来るとき
grande jogador 偉大な選手 -grandeが名詞の前に来るとき
novo aluno 新しい生徒 ―novoが名詞の後に来るとき
aluno novo 若い生徒 -novoが名詞の前に来るとき
男性と女性
名詞の性別によって形容詞の性別が変化します。
professora bonita きれいな先生 professoraが女性名詞のため、形容詞が女性になる。
maçã vermelha 赤いリンゴ maçãが女性名詞のため、形容詞が女性になる。
Chegou uma estudante novana nossa sala. 私たちのクラスに若い女生徒が一人来ました。
*estudanteは男性としても女性としても使えるため、女性として使われる場合は、形容詞も女性になります。
男性名詞と女性名詞については、「男性名詞と女性名詞 substantivo masculino e feminino」を参照。
単数と複数
casas bonitas 美しい家 casasが複数のためbonitaも複数になります。
homens lindosハンサムな男性たち homensが複数のためlindoも複数になります。
形容詞の単数形と複数形にはスペルに様々なルールがあります。詳しくは「形容詞の単数形&複数形 singular e plural dos adjetivos」を参照してください。
Q&A
Aluno novo と Novo alunoが入れ替わってしまっているかと思います。
この場合は、入れ替わってません。novoはこのケースでは名詞の後に来ると、「若い」、前に来ると「新しい」となります。