ポルトガル語の能動態と受動態の違いと使い方を紹介!

あなたはポルトガル語の能動態と受動態(voz ativa e passiva)の違いを知っていますか。もし知らない場合はぜひ目を通しておいてください。

ポルトガル語の能動態と受動態 voz ativa e passiva

ポルトガル語の能動態と受動態はなにが主語になるかで変わってきます。例えば「私はパンを食べる」というのは能動態、「パンが私によって食べられる」というのは受動態です。

つまり行為者が主語になるのが能動態なら、行為の対象が主語となるのが受動態です。受動態は言い換えると「受身」のことです。

言葉で説明するよりも例を見ていったほうが分かりやすいと思いますのでさっそく例を見ていきましょう。

1、Branca de Neve mordeu a maçã.  白雪姫はリンゴをかじった (能動態)

2、A maçã foi mordida por Branca de Neve.  リンゴは白雪姫によってかじられた。(受動態)

*能動態を受動態に変えるには動詞 ser + 過去分詞 の形にします。

3、No Brasil as pessoas falam português.   ブラジルでは人々はポルトガル語を話す。(能動態)

4、Português é falado no Brasil.  ブラジルではポルトガル語が話される。(受動態)

*受動態の場合、行為者が省略されることが多々あります。

5、O Santos derrotou o Corinthians ontem. (能動態) サントスは昨日、コリンチャンスを倒した(勝った)。

6、O Corinthians foi derrotado  ontem (pelo Santos) .(受動態) コリンチャンスは昨日、倒された(負けた)。

7、Roubaram meu carro.  車を盗まれた。「(彼らが)車を盗んだ」(能動態)

*行為者が誰だかはっきりしない場合、非人称(主語抜きで)で動詞の複数形を使います。この場合、 文自体は能動態でも、日本語にすると受動態のような意味になります。

8、Meu carro foi roubado. 車を盗まれた。 (受動態)

ポルトガル語の非人称

動詞の3人称(単数、または複数)の後にseを付けることで非人称の文を作ることができます。これもポルトガル語では受動態の一つ(voz passiva sintética)として考えられています。

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*非人称の文は広告や張り紙で度々使われますので覚えておきましょう。

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