ポルトガル語の発音は難しい?上手くなるためにやること3つ

ポルトガル語の発音で苦戦している学習者はかなり多いです。相手に自分の言っていることがなかなか伝わらない原因は実は文法の間違えよりも発音にあったりします。そこでこの記事ではポルトガル語の発音を上達させるためのコツを3つ紹介します。

カタカナ読みをやめる

ポルトガル語はカタカナ読み、あるいはアルファベットをそのまま読めばいい、と勘違い人が結構多いですが、それでは不十分です。

もちろん英語やフランス語といった言語と比べると、ポルトガル語の音はスペルにかなり近いのが特徴です。しかしそのせいもあってそのまま読めば大丈夫だろうといった印象を与えるのが大きな問題ですね。なぜなら実際はそんなに単純ではないからです。

例えば英語の「yes」, 「no」にあたる「sim」, 「não」を見ても「シン」、「ノン」ではありません。外国語の発音をカタカナにすること自体がそもそもナンセンスなんですが、あえてカタカナ表記すると「スィン」、「ナォン」に近いです。

ブラジル人からしたら「sim」, 「não」と「シン」、「ノン」では全く違うふうに聞こえます。それでも多くの日本人は「シン」、「ノン」と発音しているのが実情で、これはカタカナ読みから抜けきれない典型的な例ですね。そうならないためにはカタカナ表記で発音を覚えるのではなく、直接耳で聞いて覚えましょう。教科書、参考書のカタカナ表記はあくまでも目安です。

発音が上手いか下手かはどれだけ音を再現できるかどうかにかかっています。この再現力を上達させるにはまずはネイティブのいうことを何度も聞いて耳(リスニング力)を鍛え、次に声を出して自分で同じことを発音し、ネイティブの音と自分が発声している音の違いを比較することです。

そのためにはぜひ一度自分の声を録音し、聞いてみてください。おそらく自分が想像しているのとは全く違うふうに聞こえるはずです。もっと流暢に喋っていると思ってた、もっと綺麗な発音をしていると思ってた、などいろいろな発見があるはずです。

ブラジル人の発音と似ているかどうか客観的な気づきが得られるのでぜひ試してみてください。

読み書き・スペル・アクセント表記をしっかりと覚える

スペルの重要性

発音が苦手な人のもう一つの特徴は「読み書きができない」ということです。そもそも自分の発している単語がどんなスペルなのかさえ正確に分かっておらず、なんとなくで覚えている人は注意が必要です。

例えば単語の中に「ラ」という音があったとして、それが「L」なのか「R」なのかを知らずに発音すれば、当然日本人は「R」の発音をしてしまうでしょう。「B」なのか「V」なのかを知らずに喋っていれば普段から慣れている「B」の音を出すでしょう。

例えば「paralelo(平行)」を「パラレーロ」とカタカナ読みやおおよその響きで暗記していたら「L」と「R」を区別して発音できませんよね。

そういうミスが一つの単語やフレーズの中にいくつもあると、ブラジル人にとっては理解するのが難しくなるのです。

だから読み書きを覚えるのは重要です。なにも高度な文章力を身に着けるべきだ、ということではなく、少なくとも単語の綴りをマスターするのは必須だということです。

スペルをマスターするにはそれこそ多くの文字に触れていないので普段からポルトガル語でニュース記事を読んだり、メールやメッセージを送る習慣をつけるのがいいです。日本語でYahooニュースを見る習慣がある人は、それを今日からブラジルのYahooニュースに変えてみましょう。

Yahoo Brasil

アクセント記号の重要性

正しい発音するために重要なのはスペルだけでなく、アクセント記号も同じです。以下の単語はスペルこそ同じですが、アクセント記号がついているかついていないかで意味が大きく異なります。

coco  ココナッツ
cocô  うんち

camelo ラクダ
camelô 物売り/露天商

mangá 漫画
manga マンゴー

スペルだけでなくアクセント記号までちゃんと頭に入っている人は問題なくこれらの単語が区別できるはずです。それに対し、なんとなく覚えてるだけの人は、água de coco(ココナッツジュース)をágua de cocô(うんちジュース)と言いかねないので注意が必要です。

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アクセント記号はいわばイントネーションの指針なので、正しい発音のためには必須の要素です。

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発音の法則とコツを学ぶ

発音が上手いかどうかは結局のところセンスや才能でしょ、と思うかもしれませんが、たとえセンスや才能がなくても勉強、つまり努力でカバーできます。なぜならポルトガル語の発音には一定のルールやコツが存在するからです。

「L」と「R」の発音は実際どう違うのか。「B」と「V」では発音するときに唇の動きがどう変わるのか、 鼻音はどう出せばいいのかなどを知っておくと、ポルトガル語を発音するのが大分楽になります。

特に日本人が覚えるべき発音のルールとコツがこちら

  • 鼻音の出し方
  • 「L」と「R」の違い
  • 「Z」, 「S」, 「Ç」の違い
  • 「G」と「J」の違い
  • 「R」の音の種類
  • 「H」の音の種類
  • 「S」の音の種類
  • 「D」の音の種類
  • 「T」の音の種類

ちなみに「ポル語る講座」ではこれらの発音のルールやコツを動画レッスンで教えています(動画の字幕を日本語かポルトガル語にお選びください)。

まとめ

ポルトガル語の発音は簡単ではないですが、難しすぎると言うレベルでは決してないです。誰でも練習と勉強でカバーできます。また、なにより大事なのは相手に通じるかどうかです。

まずは相手に自分の言いたいことを伝えるのが最優先で、最初から完璧な発音をしようなどとは考えないほうがいいです。そもそもネイティブじゃない人が完璧なイントネーション、発音をするのはかなり難しいことなので、そこをいきなり目指すのではなく、あくまでもより会話をスムーズに運ぶための手段としてスキルアップを図りましょう。

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